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『ヴィクトリー〔1984年当時の日本語表記は『ビクトリー』だったが、2010年発売の日本盤再発CD(EICP-1406)では『ヴィクトリー』に変更された〕』(Victory)は、アメリカ合衆国の兄弟ボーカル・グループ、ジャクソンズが1984年に発表したスタジオ・アルバム。「ジャクソン5」から「ジャクソンズ」へ改名してからのスタジオ・アルバムとしては5作目に当たる。 == 背景 == 1975年にジャクソン5から離脱していたジャーメイン・ジャクソンが合流し、ジャクソンズが6人編成となった状態でレコーディングされた。の手によるアルバム・ジャケットも、6人の姿を描いたものになっている。ただし、「ノット・オールウェイズ」はマイケル・ジャクソンが単独で歌った曲で、この曲および「ステイト・オブ・ショック」「ウィ・キャン・チェンジ・ザ・ワールド(輝く世界)」「ボディ」にはジャーメインは参加していない〔Jacksons * - Victory (Vinyl, LP, Album) at Discogs 〕。 「ウェイト」と「ザ・ハート」には、TOTOのデヴィッド・ペイチとスティーヴ・ポーカロがプロデュースと演奏で参加しており、同じくTOTOのメンバーであるスティーヴ・ルカサーとジェフ・ポーカロも、本アルバムのレコーディングに参加した〔。 本作のレコーディング中にはマイケル・ジャクソンとフレディ・マーキュリーの共演も計画され、1983年には「ステイト・オブ・ショック」、両名の共作である「Victory」、マーキュリー作の「There Must Be More to Life Than This」がレコーディングされるが、それらは未発表となった〔bmr.jp - NEWS - マイケル×フレディ・マーキュリー、幻の秘蔵曲がついに正式リリースへ? - 2012年6月14日閲覧〕〔Michael Jackson's Unreleased Songs and Albums (Updated) | The Official Michael Jackson Site 〕。本作にはマーキュリーの代わりにミック・ジャガーが参加したヴァージョンの「ステイト・オブ・ショック」が収録され、また、「There Must Be More to Life Than This」は、マーキュリーのソロ・アルバム『Mr.バッド・ガイ』(1985年)に別ヴァージョンが収録された〔〔。なお、本作のリリース前には、マーキュリーが参加した「Victory」が本作のタイトル曲になるという噂も流れていた〔日本盤CD(ESCA 5405)ライナーノーツ(湯川れい子/日本初回発売時のライナーと同内容)〕。 本作のリリースは1984年2月の予定と報じられ、5月にはコンサート・ツアーも開始される予定だったが〔、最終的にはアルバムの発売もツアーも7月に延期された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヴィクトリー (ジャクソンズのアルバム)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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